お知らせ

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リサイクル・ウェットスーツ新素材 REBORN の記者発表を実施

2018年1月15日

記者発表の様子


2018年1月15日、産業創造館(大阪市中央区)にて記者発表を行いました。
以下、リリースより。

 山本化学工業株式会社は、1973年環境保護が近い将来世界の常識になる事に先駆け、脱石油を打ち出し、主原料の合成ゴムを石油ベースから石灰石をベースに切り替えました。最近では世界市場において「オイル フリー ウェットスーツ素材」であることが高く評価を受けています。
 
 ヤマモトでは次世代に先駆け、これまで再生不可能とされていたゴム素材を完全再生する事に成功しました。古いウェットスーツを新しいウェットスーツに生まれ変えます。2018年2月より本格生産の体制となりました。


【Reborn80の意味】
 最大80%の再生ゴム素材でウェットスーツ完成品の制作可能がプロジェクトのターゲットで、これを達成致しました。


【バックグラウンド】
 ヤマモトは1965年から世界市場にウェットスーツ素材の販売をスタートしました。1970年代から欧州や欧米では環境問題への検討が叫ばれていました。先代社長 山本敬一は「必ず10年後には日本でも同じような環境問題を考える時期が来る」との考えから「脱石油を検討し、石灰石をベースにした合成ゴムへの転換を決断」しました。
 そしてヤマモトでは「地球環境に優しいモノ、人の体に優しいモノへの転換」を実施。ゴム助剤を食品に使用する薬品への転換、アゾ染料の早期撤廃、工程では蒸気再利用のシステムの導入、ボイラーの複数化による省エネ化など、1980年代はじめにはこのような環境対応を行って参りました。
 次に限りある資源をいかに無駄なく使うか?再利用をどのように進めるか?がターゲットになりました。
 これまで「加硫したゴムはリサイクルではなくリユースのみ可能」と世界の常識にされていました。つまり、加硫ゴムのリサイクルは常識的に100%不可能がゴム業界の常識でした。社内の技術者、大学等の有識者「時間の無駄」「コストの無駄!やめておきましょう」の反対意見が大勢のなか、2011年11月に「非常識プロジェクト Reborn 80がスタート」しました。そして、今日の完成に至りました。


【今後の展開】
10%再生ゴムで当面はバルク生産を2月よりスタート致します。
ウェットスーツ素材以外のゴム素材も再利用出来るように検討。